ターミナルを開いている場合、毎回コマンドを入力して温度データを表示させるのは面倒です。次のようにすれば一定間隔で自動的にデータ送信できるようになります。この機能はターミナルを閉じる(COMポートを閉じる)と強制的に終了します。
>auto <time>
<time>秒ごとに計測して結果を返します。
<time>は1〜65535までの時間を設定可能です。コマンドが実行されるとすぐに現在のデータを表示します。次の測定データを出すのは指定した時間後です。
:23.78,34.64,CB
:23.80,34.39,CB
:23.78,34.45,B3
:23.78,34.57,2C
:23.84,34.68,45
:23.81,34.53,C9
:23.85,34.31,A0
:23.84,34.54,3B
:23.80,34.71,D5
:23.83,34.91,F9
:23.81,34.94,1C
頻度が速すぎるとセンサの温度が上がってしまうので15秒とか60秒, 300秒などが無難です。ターミナルのログ機能をONにすれば長時間のデータを保存することができます。カンマ区切りなのでExcelなどでの編集、グラフ作成も容易
・注意:ノートパソコンのスリープ機能がONになっている場合は、スリープ中データ送信ができないのでその間のデータが欠損します。※1
autoを停止するには時間を0にするかoffを入力します。
>auto 0
>auto off
のように入力すると動作が停止します。
※auto 1のように1秒更新にするとどんどんデータが表示されますが、文字入力は受け付けていますので気にせず、入力すればコマンドに応答します。
更新間隔の精度は±1.5%と普通の時計(±0.005%程度)と比べて正確ではないので実時間とは多少ずれが生じます。正確性を求めるならPC側からの時刻に同期してデータを取得してください。
※1:パソコンがスリープ(通電されているがCPUが休んでいる状態)になるとデータ送信ができないのでその間のデータは消失します。スリープが解除されるとその次のデータから表示されます。パソコンがサスペンド状態になるとUSBRH2への電源が断たれてしまうため、復帰したときはauto機能は止まってしまいます。
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