USBRH2をLinuxに接続すると/dev/ttyACM0のようなデバイスが作成されますが、通常は次のようなアクセス権限となっています。USBRH2をPCに差し込まないとttyACM0は存在しません。OS、ディストリビューションによってはデバイスファイル名が異なる場合があります。/dev配下のファイルを探してください。
crw-rw----. 1 root dialout 166, 0 X月 XX XX:XX ttyACM0
一般ユーザは読み書きできません。rootで一度chmodで変更すればできるようになりますが、USBを抜き差しすると元に戻ってしまいます。グループがdialoutになっていますので、一般ユーザをグループdialoutに入れることでrootでなくてもアクセスできるようになります。
他に /lib/udev/rules.d/50-udev-default.rules の中(OS種類によって違いあり)
KERNEL=="tty[A-Z]*[0-9]|pppox[0-9]*|ircomm[0-9]*|noz[0-9]*|rfcomm[0-9]*", GROUP="dialout"
行を
KERNEL=="tty[A-Z]*[0-9]|pppox[0-9]*|ircomm[0-9]*|noz[0-9]*|rfcomm[0-9]*", GROUP="dialout", MODE="0666"
のように修正すると初めからアクセス権が与えられた状態で作成されるようです。