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[#62913] TPS62913 ローノイズ降圧型DC-DCコンバータモジュール(5V/3.3V)
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波形を観測していますがノイズが多く発生しています。
2023-06-15更新
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1mV以下のノイズ性能ですから、普通にオシロスコープのプローブを挟めたのでは正しくノイズを観測できません。オシロスコープの帯域は1GHzです。20MHzや250MHzの帯域のオシロスコープでは高周波のノイズは見えないのでこれよりもノイズは少なく見えます。
※重要:インバータ蛍光灯電気スタンド,LED電気スタンド,スイッチング方式の安定化電源はノイズを出すことがあるので、電源をON/OFFして照明器具からのノイズが入ってきているか確認する必要があります。
例)
◆(1) ×グランドリードが長すぎてこのリード線の輪からノイズが混入します。
基板のインダクタ付近から2.2MHzのノイズが空間に放射されています。それを拾ってしまいます。500kHzくらいの電源よりもノイズが入り込みやすいです。
例)
◆(2) 〇グランドリードが最短距離でノイズが混入しません。テクトロニクス社などのプローブは写真のようにグランド部分の金属がむき出しにできるようになっています。これを使って基板のグランドに数mm以内に接続します。1cmならOK, 2cm以上は長い!
☆旧リニアテクノロジーの評価ボードには毎回毎回必ずこのイラストが掲載されています。このように計測しないとノイズが計測できません。
例)
◆(3) ◎同軸ケーブルにより完全にノイズをシャットアウトできます。最も正確にシステムのノイズを計測できます。
1:10のプローブの減衰がなく、1:1のダイレクト接続なのでノイズが少なく観測できます。
※DC出力でDC結合ですから、オシロスコープの入力インピーダンスは1MΩでお使いください。高速なオシロは50Ωを選べますが、50Ωを選ばないでください。破損してしまいます。
上記は1GHz帯域で計測していますので、250MHz以下のオシロスコープではノイズが見えなくなります。同じ条件を250MHz帯域に周波数を絞ると次のようになります。
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●データシート・ファイル (うまく表示されない場合は、右クリックしてファイルに保存してから開いてください)
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TPS62913モジュール5V/3.3V 説明書
(511kバイト) 2024年 11月 20日
TPS62913 Datasheet
(6,337kバイト) 2021年 04月 08日
TPS62913応用例
(2,822kバイト) 2023年 04月 01日
DC-DCコンバータセレクションガイド
(7,354kバイト) 2023年 04月 19日
●その他の質問一覧(この商品について)
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波形を観測していますがノイズが多く発生しています。 2023-06-15更新 |
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