出力可変にするとボリュームに発振周波数が結合してノイズが増えるので固定出力タイプとしております。それに可変にするとわずかに回しただけで0.2V程度変動してしまいます。12Vや9V程度ならこの程度変動しても誤差の範疇で問題ないことが多いですが、この製品は5Vや3.3V, 1.2Vといった低電圧は要求精度が厳しく、FPGAやVCO,PLLなどの安定動作に影響を及ぼす可能性が高いため、固定出力となっています。
TPS62913は5V以下向けのレギュレータのため、マイコン, FPGA, ASIC, PLL, ADC/DACなどが主要ターゲットです。
可変タイプとしてはすでにLT8640[#18640]を発売しておりますので、こちらをご検討ください。
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