電源電圧について
2012-08-15更新
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■モーター駆動電源
電源電圧は最低動作電圧である8V以上が必要です。8Vは半端ですから通常は12Vを使うことになるでしょう。その上だと入手性から24Vが主流です。
電圧が高い方がより多くの電流を流すことができますので有利です。モーターとの組み合わせにもよりますが、多くの場合24Vがほぼ全てをカバーできると思います。L6470の耐圧は45Vですから十分余裕があります。
モーターの駆動電圧が低い場合はL6470を設定を下げれば3V, 2V程度のモーターも問題なく動作させることができます。モーターは回転させると逆起電力が生じて、静止している時よりも電流が流れにくくなります。電流を流せないとトルクを生じさせることができないので回転数を上げることができなくなります。同じ電流を流すにはより高い電圧を掛けて電流を維持しなければなりません。(定電流ドライバはそのためのものです)
ですからあるモーター電圧よりも電源電圧が高いほうが良いです。
ただL6470は定電流ドライバではなく定電圧駆動です。回転数などに応じて電圧を補正する機能があり、それをうまく設定することにで擬似的な定電流駆動になっています。
■ロジック電源
ロジック電源は3.3V〜5Vを利用できます。外部から(お使いになるマイコンに合わせた)電源をEXTピン(ロジック電源ピン)に接続してください。
実はL6470には3.0Vのレギュレータが内蔵されており、40mA以下の負荷電流であればマイコンなどに供給することができます。内蔵の3.0Vレギュレータを使う場合はEXTピンは3.0Vの出力端子になります。
基板上のJP1がそれらを設定するジャンパーになっています。詳しくは説明書をご覧ください。
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●データシート・ファイル (うまく表示されない場合は、右クリックしてファイルに保存してから開いてください)
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L6470説明書
(1,280kバイト) 2021年 07月 25日
データシート
(809kバイト) 2012年 08月 27日
L6470プレゼンテーション資料
(2,257kバイト) 2012年 08月 28日
L6470モジュール寸法図
(93kバイト) 2017年 11月 07日
モータードライバ・セレクションガイド
(3,540kバイト) 2018年 01月 22日
●その他の質問一覧(この商品について)
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電源電圧について 2012-08-15更新 |
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