2.7〜3.6Vで動作するキャラクタ液晶作りました。
■市販の液晶モジュールは5V品ばかりで低電圧動作のものはほとんどありません。そこで3Vから動作する液晶を開発しました。
■2.7V〜3.6Vで動作し、インターフェースにはI2Cを採用することでマイコンとの配線数が少なくて済みます。
■コントラスト調整もソフトウェアで行いますので、コントラスト用のVRを用意する必要なし
■おまけ機能としてアンテナ・電池・鍵などのアイコンの点灯ができます。
■消費電流が少なく(250μA以下)で電池駆動アプリケーションに最適です。
■最近はマイコンのかなりの品種が3.3V動作になっています。3.3Vのセンサなどと一緒に表示デバイスとしてご利用ください。I2Cですから8ピン以下のマイコンでも液晶を動作させることができます。右の米粒PIC(6ピン)でも液晶表示ができ、I2Cのセンサ, EEPROMなどと共有できますので、世界最小の記録システムが実現可能です。
■端子は2.54mmピッチに変換していますので結線も楽です。穴径が小さいので専用のピンをサービスいたします。
■基板(外形)のサイズ:46mmx32mm
■市販品の液晶にマイコンを繋げてシリアルインターフェースに改造するよりも簡単で安い!!
■当社DC-DCコンバータ[#12001][#12010]と組み合わせれば乾電池1本でマイコンも液晶も動作するモノが作れます。
◎一般的な16x2行液晶との違い
・I2C専用タイプ
バス接続タイプではないため、配線数が少なくて済みます。また他のI2Cデバイスと共有できます。
電源以外の配線はクロック(SCL),データ(SDA),リセット(RST)の3本だけです。RSTは省略可能
I2Cだということ以外は他社製のモジュールとほとんど変わりません。HD44780と同機能、カタカナや外字も同様に表示できます。
アイコンやコントラストなどの部分だけコマンドが拡張されています。
★I2C対応の液晶モジュールといっても実はマイコンで制御しているだけで実際はHD44780だったり、3.3Vで動作する製品と思って入手したら裏に四角いDC-DCコンバータがついていて結局内部は5V動作だったという液晶も世の中には存在します。
・2.7V〜3.6Vの低い電圧で動作する。
液晶コントローラが昇圧回路を持っているため液晶の駆動に必要な電圧を得ることができます。無理して高電圧や負電圧を作る必要はありません。時間や部品の節約をしましょう。
・極薄サイズ
ICはガラス基板に直接載せているため液晶本体は2.1mmとガラス分の厚さしかありません。
そのままではフレキケーブルになってしまい扱いにくいため、この商品には液晶ガラスを固定用の基板に載せています。
液晶ガラスだけよりも裏に基板があることで補強され安定します。最厚部で5.5mm(写真)
・アイコンの表示が可能
16文字x2行のエリアとは別にアンテナ・電池・鍵などのアイコンが9種類用意されていますので、
バッテリー駆動のアプリケーションに最適です。アイコンの種類は写真の通りです。
・コントラストがソフト制御
今までは外部に与える電圧によりコントラストを調整していましたが、この液晶はソフトウェアからコントラストを調整できます。
外部にボリュームをつける必要はありません。
・低消費電流
1mA以下と少なく、実測値で250μA以下です。この消費電流はキャラクタ液晶でよく使われるコントラスト用ボリューム(10kΩ)が消費する電力(5V/10kΩ=500μA)よりも少ないのです。乾電池でも十分な動作時間を得られます。
※この液晶のインターフェースはI2Cだけです。他の通信方式では動作できません。
※この液晶にはバックライトはついていません。バックライト付きは#27021です。
●データシート・ファイル (うまく表示されない場合は、右クリックしてファイルに保存してから開いてください)
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説明書
(292kバイト) 2011年 11月 10日
アプリケーションノート AN001
(374kバイト) 2009年 05月 20日
コントロール波形例 AN003
(1,300kバイト) 2009年 07月 14日
LCDコントローラデータシート
(1,042kバイト) 2009年 05月 19日
avr-i2clcd.zip AVRサンプル
(9kバイト) 2009年 05月 19日
トラブルシューティング
(445kバイト) 2009年 09月 04日
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