検索
ホーム プロダクツ ダウンロード 販売(注文はココ) サポート
 よくある質問とサポートのページです。
[#38025] LMR38025 降圧型DC-DCコンバータモジュール(最大80V入力)
商品ページにジャンプ
 電源に接続した瞬間に壊れました。不良品では? 2024-10-28更新     <<前のFAQ | 次のFAQ>>
高電圧を扱う製品では電源投入時のスパイク(突入電流)に注意する必要があります。
特に30V以上の電圧でお使いになられる場合、部品の耐圧以下で使用しているにもかかわらず耐圧を超えて破損することがあります。これは突入電流のスパイクで電源電圧の2〜3倍の電圧が一瞬発生するためです。LMR38025は85Vの耐圧があるので十分強いですが、電源電圧が高ければ発生します。30V以下での使用ならもしサージ電圧が発生したとしてもICの耐圧を超えないのでたいていは問題なく使用できます。

ACアダプターのようなコードが長いものやUSBケーブルなどで接続し、中間電源スイッチでON/OFFする場合、通電された状態でプラグを抜き差しする場合は必ず発生します。また回路が生きた状態でミノムシクリップの電源の付け替えでもよく破損します。
全てが配線された状態で主電源をON/OFFする場合はゆっくり電圧が上昇しますので問題は発生しません。

●この問題は次のような条件でより顕著に発生します。
・電源とLMR38025の間でスイッチON/OFFする。
・電源電圧が高い
・DC-DCコンバータへの配線が長い

解決方法としては説明書に記載のようにモジュールの入力に電解コンデンサを並列に接続します。このコンデンサのESRがサージを吸収するように働きます。抵抗は付けていませんが、コンデンサの内部抵抗により、RCスナバー回路のような役割になります。ここにESRが非常に小さい積層セラミックコンデンサや導電性高分子アルミニウム固体電解コンデンサを付けると吸収できないのでサージがより大きくなります。

▼リニアテクノロジーのこの資料に詳しくかかれています。
https://www.analog.com/media/jp/technical-documentation/application-notes/jan88.pdf [日本語]
https://www.analog.com/media/en/technical-documentation/application-notes/an88f.pdf [英語]

●データシート・ファイル (うまく表示されない場合は、右クリックしてファイルに保存してから開いてください)

 LMR38025モジュール説明書 (520kバイト) 2025年 04月 19日
 LMR38025 datasheet (4,068kバイト) 2024年 03月 03日

●その他の質問一覧(この商品について)
  出力がでません。 2025-04-29更新
  説明書に入力に電解コンデンサを付けた方が良いと書かれていますが必ず必要なのですか? 2025-04-21更新
  出力波形 2025-04-19更新
  スペクトラム拡散機能はありますか? 2025-04-19更新
  LMR38025 降圧型DC-DCコンバータモジュールを発売 2025-04-19更新
  出力に24Vは出せないのですか? 2025-04-18更新
  端子の穴径が1つ小さいようなのですが? 2025-03-18更新
  安定のはずなのに電流を流すと電圧が下がってしまいます。 2025-02-18更新
  LT8640と置き換えできますか? 2025-02-16更新
  負荷変動波形 2025-02-16更新
  立ち上がり波形 2025-02-16更新
  もっと電流が流せるのはないですか? 2025-02-16更新
  電源を逆に接続すると壊れますか? 2024-12-03更新
  LT8640とはどう違いますか? 2024-12-03更新
  出力固定バージョンはございませんか? 2024-11-18更新
  搭載品はPFMモード品でしょうか?PWMモード品でしょうか? 2024-11-17更新
  無負荷の消費電力が大きい 2024-11-17更新
  出力レギュレーションはどのくらいですか? 2024-11-17更新
  発振周波数は何Hzですか? 2024-11-15更新
  負荷放電機能はありますか? 2024-11-14更新
  放熱は必要ですか? 2024-11-14更新
  PGピンは何Vまでプルアップできますか? 2024-11-09更新
  電源に接続した瞬間に壊れました。不良品では? 2024-10-28更新


製品一覧 - 会社案内 - よくある質問 - 発送状況

●当社製品・ウェブはAI不使用です。AIが生成した文章、プログラム、画像・写真、架空の情報は一切使用していません。

出版社・マスコミ関係・SNS企業やIT企業の方へ
本Webサイトの内容を営利企業が掲載する場合は有料無料に関係なく許諾が必要です [詳しく]
Copyright 2003-2025 © Strawberry Linux Co.,Ltd.