初期状態では最短で測定値を更新する設定になっています。センサによりますが最短だと1秒間に数回画面が書き換わってチカチカします。測定値をメモしたり、写真撮影するとぶれてしまい不便です。
また厳密には更新頻度が高すぎるとセンサが温まって測定値が変化してしまうという問題が生じます。この基板では更新頻度を調整できるようになっており、最短から64秒(0,1,2,4,8,16,32,64)まで設定変更が可能です。お客様が選んだ更新頻度に変更できます。
MODEボタンを何回か押して[Intrvl]の画面にします。
Interval
[ 0s]
のようになっています。0sはゼロ秒、つまり最短の更新間隔となり初期状態です。SETボタンを押すと1から数値を変更することができ、0,1,2,4,8,16,32,64の8通りを選択できます。3秒や5秒など間の数字は選択できません。
例えば8を選択すると約8秒ごとに測定値が更新されます。この時間は目安であり正確に8.00秒ではありません。大体8秒程度ということです。
・気圧センサなどはセンサの出てくるスピードが遅いので0sの最短でも毎秒1回くらいの更新頻度になります。
・INA226電流センサは上記の通りにならず0,1,2,4,8,16,32,64を選ぶと次のような更新間隔となります。
0...数20ms
1...約80ms
2...約0.25秒
4...約1秒
8...約4秒
16...約8秒
32...約16秒
64...約32秒
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