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AVR-USBマイコンボード
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この解説は(株)ストロベリー・リナックス AT90USB162マイコンボードでアプリケーションを開発するために作成されたものです。 解説中のファイル名やフォルダー名はお使いのソフトのバージョンや環境、既にインストール済みであるかなどにより必ずしも一致しないことがあります。

サンプルプログラムの書き込み

プログラムの作成は大きく分けて統合環境(いわゆるIDE環境)でグラフィカルに開発する方法と、コマンドラインで入力して開発する方法の2種類があります。

統合環境(IDEとも呼ばれる)


コマンドラインでの開発

どちらも一長一短がありますが、開発に慣れてくるほどエディタが使いにくい,マウス操作を必ず必要とする、バージョンアップなどのファイルの不具合など統合環境はわずらわしいと思うことが多いと思います。この解説では統合環境ではなく、コマンドラインでの開発でご説明します。
まずは詳しく説明する前にコンパイルが終わったファイルを用意しましたので書き込んでみましょう。
avr-at90usb.zip (約16kB)

書き込むにはFLIPを起動します。最初に起動したときのみデバイスを選択する必要があります。AT90USB162を選びます。

次にボードと接続します。USBケーブルをクリックしてUSBを選んでください。CTRL-Uでショートカットもできます。
通信をOPENしてください。うまく通信できれば画面のほとんどが操作・変更可能な状態に変わります。
右上にファイルの読み込みのアイコンがありますのでそれをクリックし、サンプルプロジェクトのHEXファイルを指定します。
⇒書き込むファイルは必ずHEXファイルです。
画面左したのRUNを押すと上記でチェックした一連の操作(消去・プログラム・ベリファイ)を自動的に行います。
この操作は一瞬で終わります。
これで書き込みが終わりました。プログラムを走らせるには次の方法があります。
  • 一度PCからUSBケーブルを外してもう一度差し込む
  • FLIPの右下にあるRESETのチェックを外し、Start Applicationをクリックする

    この場合Start Applicationをクリックした瞬間にUSB通信が切断されますので、音がしてWindowsからの認識が外れます。
一度プログラムを書き込むと次回よりそのプログラムが動作するようになりますので、USBに差し込んでもWindowsは認識しなくなります。またプログラムを書き込みたいときはよくある質問にあるブートローダーの起動方法をご覧ください。
書き込んだサンプルはポートBに繋がったLEDを順番に点灯させるというものです。実際にはLEDを写真のようにハンダ付けしないと動作はみることはできませんが、いくつかのポートをオシロスコープやテスターで調べれば動作しているかどうかは判断できると思います。

動作している様子(MPEGファイルです) sample-led.mpg ※うまく表示されない場合はファイルに一度保存してください。 このファイルのソースはこれです。main.c
コンパイル方法
コマンドプロンプトでmakeと入力するとコンパイルからHEX作成まで一括で行います。
下記ではソースファイルが C:\avr-at90usb にあることを想定しています。
書き込みはUSB経由ですが開発ではそのことを意識する必要は全くありません。もちろんここで作成したHEXファイルをAVRISPmkIIなどのライターで書き込んでも結果は同じです。AVRISPmkIIでの書き込みはブートローダーを削除してしまいますのでご注意ください。
原稿準備中
AVR−USBマイコンボード AT90USB162
16P ピンフレーム(1列×16)
ICクリップ(黄)

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