広い入力、広い出力の小型DC-DC
■広い電源範囲で動作する昇降圧タイプのDC-DCコンバータです。
■すでにLT1615モジュール[#12015]として低い電圧のものを販売しておりますが、これはその電圧範囲を変えたものです。
■入力は2.5V〜32Vの範囲で動作し、出力は入力電圧に関係なく2.5V〜36Vの範囲で調整することができます。(入力+出力)≦40V以内
■専用昇降圧コンバータを使ったほうが効率が良く性能がいいのですが、かなり高価になります。このコンバータは少し効率を犠牲にして安価に広い動作範囲を実現したものです。
■昇降圧できるのが利点です。昇圧のみでお使いになる場合はLM2735[#12004]やLM2733[#12061]モジュールを推奨します。
■回路方式はSEPIC型で効率は高くありませんが、安価で部品面積も小さい広い動作範囲のコンバータとなっています。
■姉妹品で負電圧版#12358もございます。
●たとえばこのような入力・出力の組み合わせで利用できます。
最大負荷電流は入力・出力電圧、電位差によって多少変わります。
※入力と出力の合計が40V以内でお使いください。40Vを超える場合は#18580をお使いください。
●動作できる組み合わせ例:
・5Vから12V
・5Vから30V
・12Vから5V
・24Vから5V
・12Vから9V
・30Vから9V
・24Vから12V
・30Vから5V
・12Vから24V
●1つでこんなに対応できれば十分でしょう。
◆仕様
・コントローラ:LT3580
・方式:SEPIC型コンバータ
・入力:2.5V〜30V
・出力:2.5V〜36V ※基板上のVRにて調整
・負荷電流は200〜300mA程度
(最大負荷は2〜3W程度)
・効率:60〜80%程度
・発振周波数:1.9MHz
・サイズ:20x13mm
・入力・出力間は絶縁されていません。
◆応用範囲
・ユニバーサル入力の電源回路
・自動車向けアクセサリ
・LEDや半導体デバイスの開発や試験
・ラボでの研究開発
https://www.analog.com/jp/products/lt3580.html
●データシート・ファイル (うまく表示されない場合は、右クリックしてファイルに保存してから開いてください)
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LT3580SEモジュール説明書
(218kバイト) 2019年 02月 28日
LT3580データシート [日本語]
(3,004kバイト) 2011年 06月 23日
LT3580モジュール寸法図
(84kバイト) 2016年 12月 14日
DC-DCコンバータセレクションガイド
(7,354kバイト) 2023年 04月 19日
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