LTC2947 最大30A精密エナジーモニターモジュール(I2C/SPI) - サポート

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[#12947] LTC2947 最大30A精密エナジーモニターモジュール(I2C/SPI)
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INA226とはどう違いますか？ 2016-12-11更新 <<前のFAQ | 次のFAQ>>

INA226は変換スピードが早いのでその都度の電流、電圧を測定するのに向いています。
でもINA226は変換データを読み取った瞬間の電流・電圧しかわかりません。そのため連続したデータがほしい場合は１秒間に何回もマイコンから常にデータを拾う必要があります。これによりマイコンの負荷が重くなります。

LTC2947は電力量を計測するのに向いていて、マイコンからデータを読み取らなくても自動的に内部で電流・電圧を定期的にサンプル、変換して内部レジスタに累積してくれます。そのため１時間に１回程度の頻度でどのくらいの電力量が流れたかを観測することができます。家庭の電力計と同じような動作です。
AD変換は100msかかるので遅いです。

■INA226の利点・欠点
◎AD変換スピードが速い
◎扱いが簡単
◎0.1mAモデルから1000Aまでの幅広い電流範囲の製品をご用意
◎絶縁タイプの製品もご用意

×電力計、クーロンカウンタとして動作には向かない

■LTC2947の利点・欠点
◎AD変換は遅いですが、サンプリングスピードは速いのでトランジェント波形にも追従します。
◎IC内で測定したデータを積分して電力量を計算してくれます。マイコンとの通信をしなくても自動的に内部のクロックでAD変換を行ってくれます。
◎双方向の測定ができ、それぞれの方向を独立して積分可能
◎0.3mΩのトリミングされた精密なシャント抵抗を内蔵しています。内部ロスが非常に小さい

×変換スピードが遅い
×分解能が3mAなので0.1A～30A程度の測定範囲が実用になります。mAオーダーの測定は分解能が荒いので難しいです。

INA226モジュールとLTC2947モジュールは形状は似ていますが、ピン配置は異なります。

●データシート・ファイル (うまく表示されない場合は、右クリックしてファイルに保存してから開いてください)

LTC2947精密エナジーモニターモジュール説明書 (651kバイト) 2017年 03月 13日
LTC2947 Datasheet (1,505kバイト) 2017年 02月 15日
LTC2947データシート (1,938kバイト) 2016年 11月 22日
LTC2947モジュール寸法図 (96kバイト) 2017年 03月 12日
電流計測セレクションガイド (4,925kバイト) 2024年 07月 06日

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