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[#12039] LT3439 超ローノイズ絶縁DC-DCコンバータモジュール(+12V/-12V)
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ノイズ測定データ
2013-09-15更新
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実測のデータは下記のとおりです。
普通のオシロスコープではノイズが小さいので見ることができません。一般的に1mV/DIVが最大の感度であり、ノイズはそれよりも小さいからです。そこでx1000倍のローノイズプリアンプ(4nV/√Hz)を経由してからオシロスコープに接続して観測しています。
◆プラス側 +12V
・IN=5V, RL=150Ω(80mA)
・帯域は10MHz(BW=10MHz)
・プリアンプで1000倍していますが、オシロの表示は換算済みなので、画面で表示している通り、100uV/DIV(0.1mV/DIV)で正しいです。

・最初の波形を10Hz〜100kHz帯域で制限すると下のようになり、リニアテクノロジーのデータシート(LT1761)とほぼ同じノイズレベルになります。データシートの測定帯域は10Hz〜100kHzです。
・1目盛りが50μVですからデータシートのとおりほぼ20μVrmsのノイズレベルになっています。

マイナス側の測定
◆-12V
・IN=5V, RL=150Ω(80mA)
・BW=10MHz

・BW=10Hz〜100kHz

・測定した機器の入力をショートしたプリアンプ・オシロのノイズは次のとおりです。

●DC-DCコンバータ以外のノイズをシャットアウトするために次のように測定しなければなりません。
・DC-DCコンバータをお菓子の缶の中に入れる。(プリアンプがハイインピーダンスのため)
・負荷として電子負荷ではなく抵抗を直接接続する。
・同軸ケーブルを直接DC-DCコンバータに最短で接続する。
・その同軸ケーブルをローノイズプリアンプに接続する。
・インバータ式蛍光灯、電源トランスなどの周りのノイズ発生源を止める・十分離す。
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●データシート・ファイル (うまく表示されない場合は、右クリックしてファイルに保存してから開いてください)
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LT3439モジュール説明書
(1,377kバイト) 2013年 09月 16日
データシート[英語]
(192kバイト) 2008年 01月 02日
寸法図
(79kバイト) 2013年 09月 16日
LDOセレクションガイド
(1,221kバイト) 2020年 09月 02日
DC-DCコンバータセレクションガイド
(7,354kバイト) 2023年 04月 19日
●その他の質問一覧(この商品について)
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ノイズ測定データ 2013-09-15更新 |
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