I2C液晶 + マイコン + USB = lpclcd
■液晶モジュールとマイコンを1つのボードに組み込んだスマート液晶モジュール
【lpclcd】(エルピーシー・エルシーディー)です。
■見た目は普通のキャラクタ液晶なのですが、裏面にはNXPのCortex-M0マイコンを搭載していてプログラムを走らせることができます。さらにUSBも内蔵しているのでプログラムの書き込みとユーザアプリの通信用としてご利用いただけます。
■CPUのすべてのI/Oピンを外周に引き出しているのでI2Cのセンサ, SPIのセンサ, アナログ出力のセンサといったセンサ関係・モータ駆動関係を接続することで、単独で表示器兼マイクロコントローラとして使うことができます。
■市販の液晶モジュールを買ってきて、自社でプリント基板を起こし、部品を調達して2段重ねの基板を組み立てる手間を考えると、この製品は簡単です。ちょっとした制御と通信と表示くらいならこれで十分です。窓をくりぬいてケースに入れればそのまま商用製品としてご利用いただけます。入力は5Vトレラントになっています。
■NXPのCortex-M0マイコンを採用していますから、コスト的ににもスピード的にも開発環境の整備からしても有利です。
■鉛フリー・RoHS対応(ただし付属の糸ハンダのみ有鉛)で5000個以上も供給可能です。法人向けにもお勧めします。
※こちらは液晶のみお客様の方でハンダ付けしていただく商品となっております。
※USBケーブルは別売 ※JTAG(SWD)端子 #94680は別売りです。JTAG端子がなくてもUSBからプログラムの書き込みができます。
●おすすめポイント
◎パソコンと接続するだけでUSBメモリとして認識するので、エンドユーザ自身に操作してもらいプログラムをアップデートできる。
◎この液晶だけでいろいろなコントローラとして利用が可能
◎外形・形状は市販の液晶に近いので同じ構造での量産製品への組み込みが容易
◎マイコンはNXPのCortex-M0で供給・技術資料の面で安心
◎実績が高いI2C液晶なので扱いやすい
◎USBコネクタ付でケーブルを差し込むだけでプログラムを書き換えできる。USB通信系のアプリもOK
◎白色バックライト付でマイコンからON/OFF制御可能
◎マイコンのI/Oピンが引き出されているので拡張しやすい、ブレッドボードに差し込むことも可能
◎3.3V動作 3.3V I/OでArduinoの5V系と比べると接続できるデバイスが多い
◆仕様
・液晶:16x2行 I2C液晶(LPC11U24と接続済み)
・液晶バックライト:白LEDバックライト内蔵
・CPU: LPC11U24
・基板サイズ:89x33mm ・液晶表示エリア:61x15mm
・電源:USBあるいは外部電源4V〜12V
・USBコネクタはミニBタイプです。
・MADE IN JAPAN(基板・組み立ては国内です)
・拡張端子:基板上部と下部の合計58ピンと14ピン
◆商品内容
・lpclcd基板x1枚
・I2C液晶x1個
・ピンヘッダx2本
・糸ハンダx少々
◆搭載マイコンLPC11U24の仕様
・ARM Cortex-M0 32bitコア パッケージ64ピンQFP
・最大50MHz動作
・フラッシュ:32Kバイト
・RAM:8Kバイト+USB用RAM 2KBバイト
・データ用EEPROM:4Kバイト
・GPIO:最大54本
・周辺機能:
USBインターフェース 12Mbpsフルスピード
I2C x 1ch, SPI x 2ch, USART x 1ch, 10ビットADC x 8ch, 16ビットタイマ x 2, 32ビットタイマ x 2
※在庫5000セット以上ございます。
http://www.nxp-lpc.com/lpc_micon/cortex-m0/lpc11u00/ (NXP LPCマイコン日本語ページ)
●データシート・ファイル (うまく表示されない場合は、右クリックしてファイルに保存してから開いてください)
|
|
lpclcd説明書
(1,266kバイト) 2015年 04月 15日
LPC11U24ハードウェアマニュアル[英語]
(1,219kバイト) 2013年 05月 07日
LPC11U24プログラミングマニュアル[英語]
(4,283kバイト) 2013年 05月 07日
lpclcdサンプルプログラム for LPCXpresso
(204kバイト) 2013年 05月 08日
回路図
(29kバイト) 2018年 01月 21日
寸法図
(77kバイト) 2013年 07月 11日
|