FT232RXと置き換えることはできますか?
2015-12-05更新
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基板のサイズ、穴位置、USBコネクタのサイズ・位置は同じですので、もし筐体をFT232RX用に加工しているのであればモジュール自体はぴったり収まります。
ただ入力のコネクタピン数、ピン配置が異なっていますので、コネクタ部分は改造、もしくは作り直しが必要になります。FT232RXでは2列x10=20ピンでしたが、この製品では1列x7=7ピンとなります。絶縁はTXD, RXD, RTS, CTSのみとなっていますので、それ以外の配線をユーザ回路で利用している場合、CBUS0〜4を使ったものも置き換えはできません。
FT232RXではUSBのバスパワーをそのままユーザ回路に供給できましたが、FT232isoでは絶縁されており、バスパワーの5Vを2次側に供給することができません。もしFT232RXから電源を受けて動作するユーザ回路であれば、置き換えることはできません。2次側はAC電源などで動作させているのであれば、置き換えは可能と思われます。
FT232isoの1次側USBパスパワーを2次側に配線してしまいますと、絶縁する意味がなくなりこの商品を使う価値がなくなります。
搭載しているFT232RLとFT232RQはパッケージのサイズが異なるだけでICの中身は同じです。(FTDIのドライバ共通です)
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●データシート・ファイル (うまく表示されない場合は、右クリックしてファイルに保存してから開いてください)
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FT232iso説明書
(523kバイト) 2016年 02月 17日
ADUM1412 Datasheet
(392kバイト) 2015年 08月 14日
FTDI社USBシリアル比較表
(1,175kバイト) 2016年 02月 15日
USBシリアルセレクションガイド
(2,668kバイト) 2019年 08月 21日
インターフェース・セレクションガイド
(3,573kバイト) 2023年 06月 10日
●その他の質問一覧(この商品について)
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