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[#12357] ADXL357 超低ノイズ3軸加速度センサモジュール[10g,20g,40g](ディジタル出力)
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【ADXL354】実際の出力波形
2017-04-02更新
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アナログ出力のMMA7361LC[#12101]との比較です。ローノイズアンプなどを経由せずオシロスコープで直接観察しただけでもはっきり違いが出ます。ご覧のようにノイズが非常に小さいです。精密な振動測定、地震計などに有用な商品です。価格よりも性能重視の設計になっています。繊細なので周囲を歩く振動や電車・トラックなどの振動、電子機器のファンなどにも反応してしまいます。
■ADXL354 vs MMA7361LC
・黄色:ADXL354 アナログ出力(2G設定)
・水色:MMA7361LC アナログ出力(1.5G設定)
・LPF=1500Hz
・同一基板に両方のモジュールをハンダ付けし、机の上において振動がない状態で測定しています。(波形はX軸です)
●振動がほぼない状態ですから波形は静止するはずですが、水色のMMA7361LCは出力がふらついています。これがノイズです。同じ基板に取り付けていますので、2つのセンサが受ける振動も同じはずです。でもMMA7361LCのノイズはADXL354の10倍以上です。

測定レンジが1.5Gと2Gで厳密に条件は同じではありませんがこのくらいは違います。MMA7361LCはモジュール単独のBW=1500Hz, ADXL354は外付けフィルタなし(BW=約1500Hz)で共に測定帯域はほぼ同じです。LPFで帯域を狭めるともっともっとノイズレベルは下がります。逆に言えばフィルタなしのこれがもっとも応答帯域が広く、ノイズが多い状態の出力信号ともいえます。
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●データシート・ファイル (うまく表示されない場合は、右クリックしてファイルに保存してから開いてください)
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ADXL357モジュール説明書
(380kバイト) 2019年 04月 20日
ADXL357 Datasheet
(1,032kバイト) 2019年 04月 20日
ADXL357日本語データシート
(1,768kバイト) 2019年 04月 20日
センサ・セレクションガイド
(5,655kバイト) 2023年 06月 10日
●その他の質問一覧(この商品について)
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