[#12057] LTC6102 高精度アナログ電流測定モジュール(5Aタイプ) 商品ページにジャンプ

マイコンのADコンバータで読ませると測定値が小さくなってしまいます。 2019-04-12更新     <<前のFAQ | 次のFAQ>>

LTC6102の出力振幅は5Vあるいは8V以上あります。それをマイコンのアナログ入力に接続するとAD入力範囲(3.3Vや5V)を超えてしまいます。対策として抵抗で分圧して3.3Vを超えないように入力するとLTC6102の負荷に抵抗が増えてしまいます。たとえばゲインがx5000の時はROUTには4.99kΩが接続されています（基板上に） それに外付けの分圧抵抗をつけると並列接続になるのでICの負荷抵抗が4kとか3kのように小さくなってしまい、ゲインが小さくなります。それにより出力が変わってしまいます。 この製品の出力はハイインピーダンスで受けるか、オペアンプのバッファを入れることが前提となっています。 分圧するのであれば出力の4.99kΩをつけず、たとえば2kΩと3kΩの抵抗を直列に接続し、それをLTC6102の負荷にします。その抵抗の中間とGNDの電圧をADコンバータで受ければ2/5あるいは3/5の電圧にできます。

●データシート・ファイル (うまく表示されない場合は、右クリックしてファイルに保存してから開いてください)

 LTC6102HV 5Aモジュール説明書 (420kバイト) 2022年 06月 18日
 LTC6102データシート [日本語] (2,904kバイト) 2010年 12月 16日
 電流計測セレクションガイド (4,925kバイト) 2024年 07月 06日

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