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[#12018] LTC3588 圧電素子・振動発電モジュール
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 たくさん圧電素子を使う場合の注意 2023-02-04更新     <<前のFAQ | 次のFAQ>>
発電量を増やそうとして何10枚も圧電素子を並べたり、大型の素子などを用いて入力を大きくすると過大入力で壊す方がおられるようなのでこの注意書きを記載いたします。

このモジュールの最大入力電圧は直流電圧で18V(ダイオード全波整流後でDC20V)となっております。
20Vを超える電圧が印可されると内部の20Vツェナーダイオードでクリップした分は消費されます。(20Vを超えた分は発電には利用されずICの中で熱になり消費されるだけになります)
18Vを超えたからといってすぐに破損するわけではありませんが、内部のツェナーダイオードで消費できるエネルギーには限度があり、最大で5mA(連続)となっています。瞬間で25mAmax(1ms以内,デューティ1%)となります。

圧電素子程度の微弱な起電力ではエネルギーが小さいため問題ありませんが、何10枚ものたくさんの圧電素子、大型の圧電素子では起電圧が大きくなり、また電流も大きくなりますので、最大定格18Vを超えないように素子を直列・並列に組み合わせるようにしてください。18Vを超える電圧を与えると無駄になるので意味がありません。

LTC3588データシート、回路例に掲載されているように、ICの破損を防止するために(圧電素子とIC間に)電流制限抵抗数10Ω〜数100Ωを直列に挿入することもできます。電流が制限されて破損を防止できますが抵抗でロスが生じるため発電効率が低くなります。

●データシート・ファイル (うまく表示されない場合は、右クリックしてファイルに保存してから開いてください)

 LTC3588説明書 (384kバイト) 2010年 06月 21日
 データシート (385kバイト) 2010年 01月 07日
 DC-DCコンバータセレクションガイド (7,354kバイト) 2023年 04月 19日

●その他の質問一覧(この商品について)
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