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[#12158] LTC4358 理想ダイオードモジュール(26.5V 5A)
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 【必見】理想ダイオードの動作波形 2014-06-15更新     <<前のFAQ | 次のFAQ>>
実際理想ダイオードがどのように動くのか動作させた波形を示します。

▼回路図

・V1=12V固定 黄色
・V2=0V〜20V(サイン波) 水色 ※実際はバイポーラ電源に接続されています。
・I1=V1側電流波形 緑色 ※電流プローブ利用
・VF=LTC4358の両端電圧 [赤色] ※高電圧差動プローブ利用

測定回路がちょっとややこしいですが、オシロ波形V1(黄色)とV2(水色)の0Vポイントをあわせていますので、黄色のラインよりも水色のラインが下回った(順方向に電圧がかかる)ときだけ電流I1(緑色)が流れ(上側に振幅)、V2(水色)が高い(逆バイアス)ときは電流が流れていない(マイナスに振幅してしない)ことが分かります。
LTC4358の両端電圧(赤色)について、逆バイアスの時、上に大きく振幅していますが、順方向にバイアスされたとき、120μsほど経過したあと、ほぼ0Vになっているのがお分かりいただけると思います。この120μsがTurn On時間ということになります。120μsはMOSFETのボディーダイオードの導通で0.6Vとなり、その後MOSFETがオンすることでほぼ0Vになっています。Turn Onは時間がかかりますが、Turn Offに関しては1μs以下でOFFになるようです。


同じ回路で矩形波にした場合
この駆動波形・回路ではわずかな時間(13μsくらい)逆流してしまっています。



■動作範囲以下の低い電圧で動作するとご覧のようにVFが0.5V程度出てきます。一応ダイオードとしては機能しています。
・V1=3V固定 オシロ黄色
・V2=0V〜5V(サイン波) オシロ水色

●データシート・ファイル (うまく表示されない場合は、右クリックしてファイルに保存してから開いてください)

 LTC4358モジュールマニュアル (376kバイト) 2014年 06月 15日
 LTC4358データシート [英語] (155kバイト) 2008年 08月 26日

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