■OLIMEXの製品がストロベリー・リナックスに登場!
■NXP(旧フィリップス)のLPC2148を使った低消費電力・高速ARM7マイコンです。
■USBインターフェースをCPUに内蔵しています。USBを使ったシステムの開発・評価に最適です。
■H8やSHと比べると価格も安くて、実にスピードも速い、容量も大きい、消費電力も小さいと◎です。
■CPUは3.3V動作なのですがI/Oポートは5Vトレラントのため、5V系ロジックを直結できます。
■ルネサスSH7144と比べて
・スピードは60MHzなので20%速い
・フラッシュは512Kバイトなので2倍
・RAMは42Kあるので約5倍
・消費電力は60MHzフルスピードで50mA程度です。約2〜4分の1です。クロックを落とせばもっと減ります。
・価格は約半額以下です(参考価格)
・ARMはCPUコアを商売としているだけあってよくできています。NintendoDSをはじめ、カーナビ・携帯電話などへの利用が多い理由が分かります。アセンブラは難しいですがC言語で普通は組みますから問題ありません。
■市販のJTAGデバッガでデバッグが行えます。OLIMEXのARM JTAGシリーズを推奨します。
■LPC2148の主な仕様
・ARM7TDMI-S 16/32bit RISCマイコン
・FLASH:512Kバイト (H8/3069Fと同じメモリ容量)
・RAM:42Kバイト (H8/3069Fの約2.5倍) ◎RAM内蔵の1チップCPUでは最大級
・60MHz動作(12MHzx5逓倍)
・USB2.0対応インターフェース内蔵(max12Mbps)
・10ビットADコンバータ内蔵
・10ビットDAコンバータx1ch内蔵
・UARTx2,I2Cx2,32ビットタイマx2,PWMx6,WDTなど通信系のインターフェースは2ch内蔵されています。
・5VトレラントI/O(CPUは3.3V動作ですが、I/Oポートは5Vの入力を受けられます)
・JTAGインターフェース内蔵
・Fast I/O機能:通常はCPUコアとI/Oのクロックが異なるため速いCPUコアでもI/Oコントロールにウェイトが入ってしまい、高速にI/Oを操作できません。このLPC2148ではFast I/O機能により高速にI/Oポートを操作できます。他のCPUの約3.5倍のスピードでポートの操作ができます。
■本モジュール(LPC−H2148)の仕様
・3.3Vレギュレータ内蔵
・USBコネクタ・オンボード
・リセットSW
・サブクリスタル付(32.768kHz)
・20P標準JTAG端子
・写真にはCPUがついていないように見えますが、CPUは裏についています。
※この商品には説明書は付属しておりません。OLIMEXのサイトから回路図・商品説明をご覧いただけます。
※こちらの商品はモジュールタイプです。他に同じCPUを使ってユニバーサルエリアを設けた開発ボードも販売しております。#15006
注:XBOXの改造のためにお求めになられる方が多いようですが、当方ではXBOXでの利用に関してはサポートしません。その点お含みおきください。
http://www.olimex.com/dev/lpc-h2148.html
http://www.nxp.com/
●データシート・ファイル (うまく表示されない場合は、右クリックしてファイルに保存してから開いてください)
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回路図
(51kバイト) 2006年 05月 29日
外形図
(16kバイト) 2006年 05月 29日
LPC2148_USB.zip USBマウスのデモ
(356kバイト) 2005年 09月 22日
LPC2148データシート
(734kバイト) 2006年 08月 30日
LPC2148ユーザーズマニュアル
(2,672kバイト) 2005年 08月 23日
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