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[#50224] CH224 USB-PD電源モジュール(5V,9V,12V,15V,20V対応)
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何Vで動作するように設計するのかいいですか?
2023-05-24更新
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USB-PDにより5V〜20Vで受電する機器を簡単に作れるようになりました。
従来の5Vのみよりも扱える電力が大きくなりましたので、何Vで動作させるようにすればいいでしょう?
5V・・・従来規格なので5V出力ができない電源はありませんが、負荷電流はどのくらい供給できるか製品によってまちまちなので1Aだったり2Aだったり2.4Aだったりと難しい。電源容量より多く電力を使うと動かないとお客さんからクレームが来る可能性があるので、*.*Aの以上を電源を使ってくださいと周知する必要がある。
9V・・・USB-PD対応では最も普及していると思われます。スマホの急速充電に対応して安価な製品は18Wクラスのこの製品です。9V2Aを出せます。12Vまで必要がなければ十分かと思われます。
12V・・・12VはUSB-PD上オプションとなっており、出力できないACアダプタが存在します。したがって12Vを前提に機器を作るのは問題があるかもしれません。12Vが出せない機種では9Vになってしまいます。ただし5V, 12Vは扱いやすい電圧なのが魅力。
15V・・・3Aまで対応していれば45Wとなり、たいていの機器の負荷の容量としては十分です。もし電圧が高いならSC8721のようなコンバータで電圧を下げて使うことができる。高電圧受電なのでType-Cのコンタクトの抵抗ロスが減らせる。
20V・・・20Vを扱えるACアダプタは高級な部類になるのでお客さんが所有していない可能性がある。高電圧なのでType-Cのコンタクトの抵抗損が減らせますが、絶縁距離の問題で端子が濡れたり、腐食していると加熱の恐れあり。最大100Wを生かせるアプリケーションもあり。
このように扱う電圧によって特徴があります。
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●データシート・ファイル (うまく表示されない場合は、右クリックしてファイルに保存してから開いてください)
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CH224 USB-PD電源モジュール説明書
(609kバイト) 2023年 06月 06日
CH224 Datasheet
(1,056kバイト) 2023年 06月 06日
インターフェース・セレクションガイド
(3,573kバイト) 2023年 06月 10日
●その他の質問一覧(この商品について)
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